TOP > DMU卒業生のインタビュー > DMU卒業生インタビュー 株式会社 セールスフォース・ドットコム デジタルマーケティング事業部 ビジネスディベロップメント 西村 文登様
2020.05.26
Voice.24
“マーケティングファネルやカスタマージャーニーにおいて、お客様が今どのステージにいて、自分はどんなアプローチをとることで次のステージへ進んでもらえるのかなど、俯瞰的に捉えられるようになりました。”
INTERVIEW
デジタルマーケティングの領域も含め、マーケティングを広義で考えるにあたって全体像の把握が課題でした。マーケティングの戦略部分で5F(ファイブフォース)や4Pなども聞いたことはありましたが具体的な活用イメージは持ちにくい状態でした。
DMUのデジタルマーケティング講座は弊社の研修項目に入っていたことも理由の一つでしたが、ちょうど自分がデジタルマーケティング領域に初めて足を踏み入れる時期にDMUのことを知り、自分の役割とフィットすると感じました。
これまでは顧客管理ツールや営業ツールを提案する活動が基本業務でしたが、これからはお客様がunknown(アンノウン)な状態の時からコミュニケーションをとることも必要になりましたので、ちょうど良いと思い受講を決めました。
最初の講義で学んだフレームワークが学びとして大きかったです。どの業界でも活かせますし、自分で戦略骨子を考えるための道標にもなりました。
また、WEBサイト上のお客様の行動をGoogleAnalytics等のツールである程度可視化して考えられるようになったことで、どんな導線を辿ってきているのかを具体的にイメージできるようにもなり、お客様への提案活動にも活かすことができそうです。
マーケティングファネルやカスタマージャーニーにおいて、お客様が今どのステージにいて、自分はどんなアプローチをとることで次のステージへ進んでもらえるのかなど、俯瞰的に捉えられるようになりました。
講義の中で、講師のデジタルマーケティング実体験を交えた事例を聞くことができたため、自分が経験していなくてもイメージしやすかったです。教科書的なところと実体験がマッチしたように思います。
まずはBtoC領域のお客様理解、市場理解を通してデジタルマーケティング領域を全体的に学べたと思っています。
自分は間接営業なのでペルソナやカスタマージャーニーが”想像”でしかなかったように思います。最初の接点でしかお客様の反応が見えないため、商談が進んだ際にお客様がどのような反応をされるのかがわかりませんでした。顧客行動や顧客心理を把握する部分が苦労しましたが、社内で情報を集めたり、一緒に受講していた皆さんの想像力を参考にしたりすることで進めていくことができました。
デジタルマーケティングについて上流の話から理解することができましたので、社内でも教育に活かせたり、チームMTGで他のメンバーにも学びを共有したりしています。3ヶ月という短い期間でしたが、戦略を具体化するところまで取り組んでいます。
立てた戦略を引き続き実行していきます。
カスタマージャーニーの視点でそれぞれのカウンターとなる部門でどのような営業方法がとれるかなど、ある程度パターンを考えていきたいです。すぐに成果に直結するのは難しいと思いますが、今回学んだ考え方を活かしていきたいです。
卒業生が多くの成功事例を作って、講師も増えていくといいですね。デジタルマーケティング領域で活躍している卒業生が牽引していけるスキームがあると良いなと思います。